ポイント
- Discordがパートナープログラムの募集を再開した
- パートナープログラムに申請するにはアクティブなDiscordサーバーがある必要がある
- Discordは外部での活発度よりも、Discordサーバーの活発度を重視するようになった
- 外部で人気でなくとも、Discord内で大規模なコミュニティーを運営していたら、パートナープログラムに加入できる可能性はある。
本日(2020年08月28日)、Discordはパートナープログラムの募集を再開した。
Discordはおよそ1年前の2019年夏頃からパートナープログラムの募集を一時停止していた。
募集要件等を見てみると、一時停止前のパートナーサーバーに求めるものと、再開後のパートナーサーバーに求めるものが、変わっていた。
募集一時停止前には、外部サービス(YouTubeやTwitch など)の人気コンテンツ作成者や外部サービス(Raddit など)の大規模コミュニティーを求めて募集をしていた。だが、募集再開後では、外部のコンテンツ作成者や外部のコミュニティーも求めているが、Discord内のコミュニティーを求めるようになっていた。
新しくDiscordがパートナープログラムに求めるものは、アクティブなDiscordコミュニティーに変わっていた。これまでは、Discordサーバーがアクティブでなくとも、外部サービスで有名であればDiscordのパートナープログラムに参加できた。しかし、今後はDiscordで活発的に活動しているコミュニティーを求めている。
Server Insightsのような新しくリリースされたツールにより、パートナーサーバーに具体的な目標を提供できるようになりました。コミュニティのパフォーマンスをいつでも客観的に確認できるようになり、サーバーがパートナープログラムで求めているものとどのように比較されるかを確認できるようになりました。
本日より、コミュニティプログラムへの投資を支援する認定および追加のツールを使用して、アクティブで従事しているサーバーに報酬を与えるようにパートナーシッププログラムを移行します。つまり、パートナーの要件は、他のプラットフォームでのパフォーマンスではなく、Discordサーバーの成功に焦点を当てることになります。
公式ブログから
最近、「Server Insights」というDiscordサーバーの数値を分析できる公式ツールが公開された。このツールを使用することで、離脱率や会話数などが数値で確認できる。これまでのパートナープログラムは、専用のウェブサイトで申請するのに対し、新しいパートナープログラムでは、サーバーのServer Insightsページから直接申請することが可能になった。また、申請は誰でもできるのではなく、一定の条件を満たしたサーバーからのみ申請できる。
具体的な一定の条件は
- 毎週50以上のメッセージが送信されていること
- 毎週100人以上がサーバーをチェックしていること
(具体的には、サーバーのチャンネルをクリックしていること) - 8週間にわたって少なくとも1週間の保持率が20%であること
(サーバーに参加してから1週間以内に退出する確率が20%以下でなければならない)
この3つが現時点での条件となっている。他にも色々と条件があるのだが、現時点ではこちらでは把握しておらず、サーバーの規模等によって条件が変わっていることも考えられる。パートナープログラムに申請可能か確認するには、最低500人以上の参加者がいるサーバーのServer InsightsページのPartner Programページを確認する必要がある。
Discordの認証サーバープログラムはまだ再開していないが、近日再開すると言われている。
外部で人気でなくとも、Discord内で大規模なコミュニティーを運営していたら、パートナープログラムに加入できる可能性はあるので、是非皆さん挑戦してみてくださいね!!
ディスコード研究所 にも Discordサーバーがあるので、もしよければ参加をお願いします!!