ディスコード研究所 
パソコンやアプリ、ウェブブラウザに対応しているSNS「Discord」は、Server Discoveryに掲載するサーバーの要件を大幅に緩和した。
Server Discovery(サーバーディスカバリー) 機能は、Discordがアプリ内で提供するサーバーリストであり、Discordのアプリ内からリストに掲載されているサーバーに参加できる。リストに掲載できるサーバーの要件は厳しく、Server Discovery提供開始当初はパートナーサーバーや認証済サーバーが大半を占めていた。提供開始後に段階的に掲載要件が見直され、つい先日までは「メンバー 7,000 人以上」というものが掲載申請の要件に含まれていた。
Discordは10月2日早朝（日本時間）、Server Discoveryへの掲載を申請する要件としていた「メンバー7,000人以上」を大きく緩和し「メンバー1,000人以上」とすることを発表した。新しい要は各サーバーに順次反映される見通しだ。
変更の背景としては、より多くのサーバーの審査をできる体制が整ったからでは無いかと言われている。
なお、Server Discovertyにサーバー掲載を申請する要件として、以前からメンバー数の他にも以下の要件が設けられている。
- Discordの利用規約やコミュニティサーバーガイドラインを遵守していること
- サーバーが作成後8週間以上経過していること
- サーバーがある程度活発であること(Discordの基準)
- Discordが指定した設定がされていること
- サーバー名やチャンネル名などが清潔（汚い言葉を使っていない）こと
- 管理者アクションの二要素認証が必須とされていること
要件に関する詳しい説明は、Discordアプリ内で自身のコミュニティサーバーのサーバー設定から、「ディスカバリー」をクリックして表示できる。また、要件を満たしている場合は申請ボタンが表示される。
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