この記事では、低スペPCにもおすすめしたいAndroidエミュレーター「ワークル(Wakuoo)」の紹介をします。
Androidエミュレーターというのは、WindowsやMacなどのパソコンでAndroidOSを実行するソフトウェアのことです。これを使うことで、パソコン内でAndroidアプリが使えます。 (尚、ワークル(Wakuoo) はMac非対応)
有名なAndroidエミュレーターとしてよく挙げられるのが、BlueStacks と NoxPlayer です。しかし、どちらも比較的高スペックなパソコンでゲームをすることを想定して作られているため、低スペックのパソコンでは、アプリを実行するだけで動作が重たくなることがあります。
今回ご紹介するAndroidエミュレーター「ワークル(Wakuoo)」は、低スペックのパソコンでも快適にAndroidアプリを使えるように作られています。
NoxPlayer 開発者が開発したAndroidエミュレーター ワークル(Wakuoo)
先ほど挙げた有名なAndroidエミュレーター「NoxPlayer」の開発者が、今回ご紹介する「ワークル(Wakuoo)」を開発しました。
NoxPlayerは世界150ヶ国の延べ1.5億ユーザーに利用されているAndroidエミュレーターで、NoxPlayerの開発･運営で培った技術によって「ワークル(Wakuoo)」が開発されました。
ワークル(Wakuoo) は、NoxPlayerと比べれば機能が大幅に減らされていますが、その分どのようなスペックのパソコンでも快適にプレイ出来るように最適化されていて、例えばホーム画面が分かりやすく最適化されていたりします。
ワークル(Wakuoo) の分かりやすい、最適化されたホーム画面
ワークル(Wakuoo) のホーム画面は、このようなものになっています。
NoxPlayer や BlueStacks のホーム画面と比べれば、シンプルになっていると思います。
NoxPlayerのホーム画面は通常のAndroid端末風になっていて、スワイプなどで操作をします。ワークル(Wakuoo) のホーム画面は通常のAndroid端末とは異なるデザインになっていますが、その分パソコンで操作しやすく、また動作が軽くなるように設計されています。
他のAndroidエミュレーターと同じように、ゲームだけでなく、Google Play から入手できるアプリであれば殆どインストールできるので、ゲーム目的でない人にもおすすめしたいAndroidエミュレーターになっています。
ワークル(Wakuoo) の起動時間が速すぎる【初星-はつぼし- が一番気に入っている点】
筆者（初星-はつぼし-）が ワークル(Wakuoo) で一番気に入っている点が「起動時間」です。
NoxPlayer や BlueStacks などの一般的なAndroidエミュレーターは、起動時間（ソフトウェアを実行してからホーム画面に到達するまでの時間）が30秒～90秒くらいかかりますが、ワークル(Wakuoo) の起動時間はなんと5秒以下でした。（初星-はつぼし-のPCの場合）
今まで私は様々なAndroidエミュレーターを試してきましたが、ワークル(Wakuoo) の起動時間は断トツで一位です。
「WindowsでAndroidアプリを使いたくなったときにすぐに使える」
これが ワークル(Wakuoo) の一番の特徴だと感じています。
逆にハイスペックなパソコンでガンガンゲームをしたい人には、ワークル(Wakuoo)よりもNoxPlayerをおすすめしたいです。
自分のスマホをパソコンから操作できる機能「Wakuoo-Mirror」
ワークル(Wakuoo) に搭載されている機能「Wakuoo-Mirror」は、自分のスマートフォンをパソコンから操作できる機能です。
特別なアプリをスマホにインストールすることなく、パソコンからスマホの画面を操作できます。また、ボタンひとつで画面の録画やスクリーンショットの撮影ができます。
もちろんスマホで操作をすることもできるので、ゲーム配信者が自身のスマホ画面を配信するのにも便利だと思います。
ただし、この機能はAndroid端末でのみ使用できるので、iPhoneやiPadなどでは使えないことに注意が必要です。
ワークル(Wakuoo) は、NoxPlayerと比べ機能は減っているものの、上記のような一般的なAndroidエミュレーターでは利用できない機能もついてます。また、起動時間がものすごく速く、動作も軽いため、今使っているAndroidエミュレーターにしっくり来ていない人や、これからAndroidエミュレーターを使ってみたいという人におすすめのAndroidエミュレーターです。
興味のある方は一度使ってみてはいかがでしょうか。
コメント
コメント一覧 （3件）
中華製ソフトは何より危険性が知りたいな
どれだけ便利なソフトだろうがアカウントハックされたら意味ないし
エミュレーターって大抵中華製だから当たり前のように使ってるけど、利用者が知りたいのは安全性が一番なんだよね
何処もしっかり書いてくれないから参考にならないんだよ
ちなみに NoxPlayer 及び Wakuoo は中国(本土)ではなく香港の会社が運営しています。
中華製ソフトが危険だとは一概には言えませんし、どこの地域で開発されたソフトウエアであってもリスクは存在する可能性がありますので、各ソフトの開発者の情報をご自身でお調べのうえ、皆様が個人の責任で使用して頂ければと思います。
私は危険な可能性が高いものは紹介していませんし、案件であっても自分がいいなと思った商品以外は紹介していません。それは、皆様に安心して私のブログを読んで頂きたいからです。
私のWindows 10 Homeから移行したノートパソコンではインストールが79.9％で止まってしまい、ユーザーになることすら許してもらえませんでした。
公式Twitterアカウントに失敗の旨をリプライ・報告し、「エンジンのインストールに失敗した時の対処法」に記載のすべての方法を試して（OS・グラフィックカードともに最新・アンチウイルスソフト・ファイアウォール停止状態で管理者権限で起動して）も79.9％で停止・全滅しました。
「Hyper-Vとの共存問題では？」と言われて確認するも、そもそも私のOS(Windows 11 Home)ではHyper-Vは使用不可(Windows 11 Pro以上であることが必須)な模様。
「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」及び「仮想マシンプラットフォーム」を無効化しようとするも、すでに無効になっている状態。
公式Twitterアカウントにこれらの旨を報告すると「お役に立てず申し訳ありません」と匙を投げられました。
Nox Playerアンインストール時に表示される「アンケート」で「軽量化Nox」として紹介されていたので、「インストールの度にPCの再起動を要求してくる」「メモリ使用率が高め」なNox Playerに手を焼いているので期待していたのですが(あらゆる再起動要求を嫌がらせに感じるほど再起動が嫌いなもので)…
私は「セーフモードならインストールできるのでは」と思い、セーフモード下でインストールを試みようとするも、
（インストーラをいちいちダウンロードする仕様なので）PCを「セーフモードとネットワーク」で起動したのにも関わらずネットワークが使えず、インストール以前の問題で（インストーラのダウンロードすらできず）失敗しました。