こんにちは!
この記事では、Discord を Slack, Zoom, LINE や Skype と徹底比較していきます。
【この記事を最後まで読むと分かること】
Discord と Slack, Zoom, LINE や Skype の違い【料金・機能・用途・他】
読みたい項目が決まっている方は、下の目次からジャンプしてくださいね~!
DiscordとSlackの比較
まとめ
簡単に纏めると….
Slackは会社での使用を想定して作られたもので、Discordはオープンなコミュニティーを想定して作られたものです。
つまり、機能もSlackは会社向けのものが多く、Discordはオープンなコミュニティー向けのものが多いです!
Slackは組織の補助として使われる事が多いのに対し、DiscordはDiscord自体をベースとしたコミュニティーが多いです。
では、DiscordとSlackの共通点と相違点を見ていきましょう。
DiscordとSlackの共通点
それではまず、DiscordとSlackの共通点を見ていきます。
チャンネル機能
DiscordもSlackも、どちらも「チャンネル」というものがあります。
これは、ひとつのサーバー・ワークスペース内に複数の会話スペースを作れるようなものです。
これにより、話題によって会話場所を変えることができ、より便利に使用することができます。
チャット機能
DiscordもSlackも、どちらもチャンネル内やDMでチャットをすることができます。
DiscordとSlackの相違点(違い)
続いて、DiscordとSlackの違いを見ていきましょう。
スレッド機能
Slackには、Discordにはない「スレッド機能」というものがあります。
スレッド機能は、どのメッセージに対する返信かを明確にしてくれる機能で、これにより話の流れが後からでもよく分かります。
このようにSlackでは、各メッセージの中で会話することができるんです。
ちなみに、Discordにも返信機能というものがありますが、これはSlackのスレッド機能とは違い、メッセージの中で会話することができません。
Discordの返信機能は、どのメッセージに対して返信するかを表示できますが、元のメッセージにから返信されたメッセージを見ることはできません。
ボイスチャンネル
DiscordとSlackの共通点の際、どちらもチャンネル機能があると言いましたが、それはテキストのみです。
Discordには”ボイスチャンネル”という通話できるチャンネルがありますが、Slackにはありません。
ボイスチャンネルは「ひとつ部屋」のようなもので、通常誰かと通話する際、電話をかけることで「呼び出し」をしますが、ボイスチャンネルはひとつの部屋なので、相手を呼び出す必要が無いなどのメリットがあります。
Slackで通話ができないわけではありませんが、Slackでの通話はグループではできず、2人でのみ可能です(無料では)。普通の電話と同じ感じですね。
ですから、もし3人以上でビデオ・音声会議などをする際は、Slackを使って通話することはできません。
課金形態
DiscordとSlackの課金形態は大きく異なります。
Discordはこちらに書いてある通り、ほぼ完全無料で利用できます。
Slackは課金をすることで
- メッセージ履歴へのアクセス制限を無くしたり
- 無制限にアプリを追加したり
- グループでビデオ通話をしたり
することができます。
Discordは
- メッセージ履歴へのアクセスは無料で無制限
- BOTやWebHookの追加は無料で無制限
- グループでのビデオ通話も無料
このように、DiscordのほうがSlackよりも無料で出来ることが圧倒的に多いです。
また、Slackはワークスペース(Discordでいうサーバー)単位で課金するのに対し、Discordはユーザー単位で課金する点も異なってきます。
Discordには、Discord Nitroというサブスクリプション課金サービスがありますが、これは無くても十分Discordを利用できます。
Discord Nitro の詳細はこちらで解説してます↓
権限設定
DiscordとSlackでは、権限設定設定の面が大きく違います。
最初に書いた通り、Slackは組織の補助として使われる事が多いのに対し、DiscordはDiscord自体をベースとしたコミュニティーが多いです。
そのため、権限の設定も、Slackは非常に簡易的になっていますが、Discordは物凄く細かいです。
Discordは、Slackとは違いロールを作成したり、そのロールの権限を物凄く細かく設定したりできます。
ですから、権限を細かく設定したい人にはDiscord、簡易的なものでいい人はSlackがおすすめです。
Discordのロールや権限設定に関する記事を作ったので、是非ご覧ください↓
招待・参加方法
DiscordとSlackでは、招待・参加方法も異なります。
Slackはメールアドレスまたはワークスペースのリンクでユーザーを招待するのに対し、Discordは招待リンク・コードを作成してユーザーを招待します。
これは、Slackはメールアドレスを使用してユーザーを管理するのに対し、DiscordはDiscordアカウントを使用してユーザーを管理しているためです。
Slackでは、ワークスペースの管理者は参加者のメールアドレスを見て、管理できます。
これに対し、Discordでは、参加者のメールアドレスを見ることはできません。
多重アカウント・複数アカウント
DiscordとSlackでは大きな違いがあります。それはアカウントについてです。
Discordでは、ひとつのDiscordアカウントを使用して複数のサーバーに参加したりします。
ですが、SlackにはSlack共通で使えるSlackアカウントのようなものはなく、ワークスペースごとにアカウントがあります。
そのため、Slackでは複数のアカウントを持てますが、Discordでは複数のアカウントを持てません。
例えば会社とアカウントを公私混同したくない人とかには、Slackがおすすめかもしれませんね。
DiscordとZoomの比較
まとめ
まとめると、Zoomはオンライン会議専門に作られたサービスで、コミュニティを作ることはできません。
Discordではコミュニティを作ることができますが、Zoomほど機能などが豊富ではありません。
DiscordとZoomの共通点
通話機能・画面共有
DiscordもZoomも通話機能があり、大人数で通話することができます。また、どちらも画面共有機能やビデオ通話を利用できます。
メッセージを送れる
DiscordもZoomも、指定したユーザー宛てにメッセージを送れます。ただし、メッセージ機能は圧倒的にDiscordの方が機能が多く、優れていると言えるでしょう。
DiscordとZoomの相違点(違い)
Discordは単体でコミュニティが成り立つ
DiscordとZoomの決定的な違いは、Discordはコミュニティを作ることができますが、ZoomはSlackのようにある組織やコミュニティの補助的役割を果たします。
Zoomはオンライン会議専門サービス
ZoomはDiscordとは違い、オンライン会議専門に作られたサービスです。そのため、オンライン会議に便利な機能を沢山利用することができます。
DiscordはZoomとは違い、オンライン会議専門に作られたサービスではありません。もっと言えば、元々はゲーム時の通話向けに作られたサービスです。
これもDiscordとZoomとの決定的な違いでしょう。
Zoomはアカウントがなくても参加できる
Zoomのオンライン会議は、ミーティングコードなどを主催者が配布することで、Zoomアカウントがなくても参加できます。
Discordでオンライン会議をするには、全てのユーザーがアカウントを持ち、サーバーやグループに集まる必要があります。
課金形態の大きな違い
DiscordはDiscord Nitroに課金することで、画面共有を高画質で行えます。また、Discord Nitroユーザーがサーバーブーストをし、一定のレベルに達するとボイスチャンネルをより高音質で利用できるようになります。ですが、無課金でも時間制限や人数制限はほぼありません。
Zoomは、(主催者含め)2人以下で会議する場合は、時間無制限となります。しかし、3人以上で会議する場合は有料プランに課金する必要が出てきます。組織内で値段を少しでも抑えて会議をしたい場合は、ZoomよりDiscordのほうがいいのかもしれません。
DiscordとLINEの比較
まとめ
LINEはオープンなコミュニティには向いていなく、知っている友達同士で使われることが多いです。
Discordにはサーバー機能やチャンネル機能がありますが、LINEにはありません。
細かい設定など、Discordの方が小回りが利く点がおおいでしょう。
DiscordとLINEの共通点
音声通話やテキストでの会話ができる
DiscordもLINEも音声やテキストでの会話ができます。
グループや友だちを追加できる
DiscordもLINEもグループの作成や友だちの追加ができます。
DiscordとLINEの相違点(違い)
LINEはオープンなコミュニティ作成に向いていない
ネットで知り合った人とSNSを交換することになった時、LINEの交換には抵抗があるが、Discordの交換には抵抗が無いという人が多いと思います。
LINEは知っている友達同士で使うことが多いため、ネットで知り合った人とのコミュニティ構築には向いていません。
最近はオープンチャットというものができましたが、コミュニティ構築にはDiscordが向いているでしょう。
サーバー機能やチャンネル機能
サーバー機能やチャンネル機能は、DiscordにあってLINEにはない機能です。これがDiscordとLINEの最大の相違点だと言えるでしょう。
LINEスタンプ
Discordにも最近LINEスタンプのような「ステッカー」という機能がリリースされました。
ですが、LINEスタンプのように種類が豊富ではありません。
それでも、Discordにはリアクション機能があるので、LINEスタンプで感情表現する代わりに使えますね。
DiscordとSkypeの比較
最後に、DiscordとSkypeを比較していきます。
まとめ
結論から申し上げますと、Skypeは少人数向けであり、Discordは大人数でも少人数でも楽しめます。
どちらを使おうか迷っている方は、Discordを使ってみるべきでしょう。
DiscordとSkypeの共通点
音声・ビデオチャット
Discord も Skype も、どちらも音声通話とビデオチャットができます。
ですが、SkypeはLINEと似ており、Discordのように「チャンネル」に入るのではなく、LINEのようにグループ内で電話をかけたり、1対1で電話をかけたりします。
画面共有
Discord も Skype も、どちらも通話中に画面共有を行えます。
テキストチャット
Discord も Skype も、どちらもテキストチャットを楽しめます。
SkypeはLINEのように1対1やグループでのテキストができ、Discordのような「サーバー」機能はありません。
参加・招待方法
Discord も Skype も、招待リンクを使用してグループ/サーバーにメンバーを招待できます。
DiscordとSkypeの相違点(違い)
動作の重たさ・通信量など
CPU(コンピューターの頭脳)の使用率はシステム構成に依存しますが、ユーザーは、Skypeが音声通話中に最大30%のCPU使用率に達し、Discordが音声通話中に最大15%のCPU使用率に達すると報告しています。
このSkypeとDiscordの比較は、Discordの平均CPU使用率がSkypeの平均CPU使用率よりも少ないことを示しています。
データ使用量に関しては、DiscordはSkypeよりも”効率的”です。
Discordは、Skypeが常に音声データを送信している間(電話のようなものです)、通話の参加者が話しているときにのみ音声データを送信します。SkypeとDiscordについて定量的に言えば、Skypeの音声通話の推奨帯域幅は100 kbpsですが、Discordの推奨帯域幅は64kbpsです。これが、DiscordがSkypeよりも優れている理由の1つです。
サーバー機能・チャンネル機能
「サーバー」機能は、Discordにのみ存在する機能です。サーバーにある「チャンネル」も同じく、Discordにしかない機能です。
Skypeでは、複数のグループを作成する以外、トピックごとに会話場所を分ける方法がありませんが、Discordはチャンネルを複数作成することで会話場所を分けられます。
大人数のチャット
DiscordとSkypeの特徴を考えると、Discordは大人数にも少人数にも向いていますが、Skypeは比較的少人数で安定して利用できることがあります。
特にゲームをする場合などは、Discordのほうが快適に利用できるでしょう。
今回のまとめ
今回は、Discord とSlack, Zoom, LINE, Skype を比較していきました。
それぞれに長所や短所がありますので、あなたに合ったSNSを見つけてみてください!
当サイト「ディスコード研究所」には、公式Discordサーバーがありますので、分からないことがあればいつでも来てくださいね!
そんな感じです!
おわりっ